本文へスキップ

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.047-498-3036

〒270-1431 千葉県白井市根123−19

ウサギの熱中症

発症すると助けるのが大変!
ウサギの熱中症は非常に早い経過をたどるため、なかなか助けられません。
基本的に30度以上の室温が続くとレッドゾーンです。ベタッと寝て呼吸が相当早くなってきます。
そのうち「キュッッ!」と鳴いたと思ったら死んでます。耳を触るとお風呂みたいな温度になっているはずです。
そのため、予防・対策がメインになってきます。
理想的な環境は温度設定が25度くらいのエアコン。夜もつけっぱなし。これなら何も心配することなく夏を乗り切れるでしょう。なお、停電情報は気を付けましょう。
どうしてもエアコンを使えない!という場合は、大量の保冷剤をタオル一枚巻いてケージの周囲(上下左右)に配置し扇風機を回しましょう。ただし、環境にもよりますが、持続時間が短いので注意が必要です。保冷材の代わりに凍らせた大型ペットボトルでも可能ですが、持続時間がもっと短いです。

熱中症かな!?と思ったら
何をするよりもまず病院に電話してください。
電話が通じない、連絡できない。などの場合は、速やかにエアコンをつけましょう。また、意識レベルが低下している場合(ツンと押すと倒れちゃうなど)・耳がお風呂のように熱い場合、この二つが重なっているような場合は水を全身にかけないといけないですが、できるだけ獣医の指示を仰ぎましょう。

注意点
市販のアルミプレートなどは室温が一定よりも低い場合で威力を発揮します。それだけでは効果が期待できず、逆に熱くなることもあるのでご注意ください。
扇風機のみでの暑さ対策はかなり危ない賭けになることがあります。風通しが良いから大丈夫、というのは人間だけです。是非、毛皮のコートを着て扇風機の前に立ってみてください。必ず冷たいもの、または温度自体を下げるものを導入してください。